住宅業界をはじめとして、雑誌や書籍などで「リノベーション」が話題になっています。
壁クロスや床の張り替え、浴槽やキッチン設備を取り替えるといった改装ではなく、暮らし方に合わせて間取りを変更して、今までとは違う空間へと切り替えるというスタイル。あるいは、クラシックなインテリアからモダンなイメージへと変えたり、その逆もあったりします。
イノベーションなので「変革」するという意図があってのこと。経年変化での劣化を解消して更新するのとは、そこが違います。
改変するという点では新築の分譲物件でも「リノベーション」が当てはまります。とは言え大掛かりな内容ではなく、僅かな改変という意味で「プチリノベ」といった感じ。
たとえば収納リフォーム。新築マンションの真新しいクローゼットを解体撤去して、使い勝手を変更します。奥行きが押し入れのように深く、洋服収納にとっては無駄なスペースが残ってしまうといった問題を解決するために、奥行きを衣類サイズに合わせます。さらに、それだけではないアイディアを盛り込むのが「プチリノベ」。目下、その工事の真っ最中。