しまいやすいから次から次へと入れたくなる。
そのうち溢れる乱れる!
困ったことが起こりやすいのが引き出し収納。

引き出しには立て入れ収納が基本
深めの引出しを使っていると、底のほうから上へとモノを積み重ねてしまうことがよくあります。そのやり方を繰り返していくうちに、上のほうにあるモノばかり使っているといったことが起こりがち。いろいろ持っているのに下敷きになっているモノが埋もれたままに。底から取り出すとシワになっている変色していたり、そもそも忘れ去っていたり。

でも引き出しは、衣類収納に向いています。同じ大きさにたたんで立ててしまうだけでいい、こんなに使いやすい収納法は他にはありません。手持ちの衣類がひと目で分かり、出し入れも簡単です。たたんだ衣類のしまい方を替えるだけで今すぐに使い勝手がアップします。

引き出し収納は混ぜないで

引き出しは出し入れしやすい収納なので、つい何でもしまいたくなります。でも、とりあえずといった気持ちで、サクっと入れてしまうのは禁物。引き出しには、使いみちが違うモノ、関連のないモノを一緒にしまってはいけません。

とは言え、一緒にしまっても上手くいく方法があります。それは仕切りをいれること。

たとえば文具を入れる引き出し、キッチンツールを入れる、メイク用品を整理するなど。100均グッズの小さなプラスチックケースを組み合わせてみましょう。隙間が残ったら、そこも一つの区画として使えばいいのです。だから、引き出しの中をぴったんこに仕切らなくてもOK。きっちり測ってジャストサイズなグッズがみつかったら、「シンデレラフィット」!

こうやって、しまい直しをしていると「コレは入らないな、要らないな」と見切りがつくことも。そうなればしめたもので、片づけがスイスイ進みますよ。